Artemisでご提供している「女性性」「パートーナーシップ」に関するワークやセッションについて、私自身の体験や想いを書かせていただきます。
置き去りにされてきた「女性性」
「女性性を大切に」「子宮を慈しんで」
このようなフレーズは、もう随分前から色々なところで言われるようになりましたね。
戦後の高度経済成長期、バブル期を超えて、
QOL(人生の質)の大切さもいたるところで耳にするようになりました。
私が社会人になった2000年頃は、ちょうどITバブルの時代で、
エンジニアとして、当時、好きなことを仕事にしていましたが、キャリアパスを具体的にもって意欲的に掴み取りにいく、キャリアを積んで年収を上げていく、という思考でした。
仕事をする私の心の底には、好きや楽しいという感覚はありましたが、物質的な豊かさを求める集合意識(常識)のもと、私の感覚(五感)はほぼ塞がっていました。
その頃は、「自分で自分を守る」「自分で切り開く」「自分で望む現実を作り上げる」という感覚で生きていました。
私も含め、「みんなで一緒に」物質的な豊かさを求め続けてきた男性も女性も、置き去りにしてきたものに気づきはじめ、
それから随分時間がたった今は「個」の時代として
自分なりの価値観を大切に生きていく時代になったようです。
そんな時代の流れの中、「女性性」を置き去りにしてきたと感じる女性も増え、
自分の内側の柔らかい部分、優しい部分、愛に溢れて部分を大切に
社会の中でも表現していきたいと、自分の内側の「女性性」を取り戻す方向性にたくさんの女性が向かっていきました。
私にとって、「女性性」という真実は、「全てを破壊して手放し真実を受け入れる女性性」の要素がとても大きいように感じています。
「五感を開く」「変容(全てを溶かして生まれ直す)」「個を極める」「自分らしくある」「創造する」という感覚です。
「ねばならない」を卒業する
物質的な豊かさを優先してきた時代では、抑圧してきたものを抱えている方もたくさんいらっしゃると思います。
何かを得るために、我慢や努力はしなければいけない、など「〜ねばならない。」という語尾に象徴されます。
「ねばならない」のためには、自分の気持ちや感覚に意識を向けることが十分できなかった方や、気持ちや感覚を閉じずには生きてこれなかった方もいらっしゃると思います。
「好きな仕事」ではなく「もっと好きな仕事」で生きていきたいと決めた時、「ねばならない」を卒業しようと決めた時、私は風を肌で感じる感覚がよみがえってきました。
男女平等という現場で仕事をしてきましたが、せっかく女性の身体を選んで生まれてきて、風を感じる喜びを身体で味わったら、「女性を生きたい」と願うようになりました。
香りを嗅ぐこと、触れること、味わうこと、音の振動を聴くこと、色を楽しむこと。どれも再びであった感動でした。
「パートナーシップ」と「女性性」
「女性を生きたい」と願うようになると、心から愛し愛される喜びを体験したい、誰かの唯一になりたい、お互いを1番に支えられる家族が欲しいと、自然と願うようになってきました。
物質的な豊かさを優先する集合意識(常識)の中で生きている時には、私の場合、パートナーシップはうまくいっていませんでした。
一見、うまくいっているように見えた瞬間があったとしても、心の底から満足する、愛し愛される喜びに溢れたものとは少し違うように感じていました。
選ぶパートナーもどこか頼りなかったり、お互いを大切にできないところがありました。
どうしてそのようなパートナーなのかと内観していくと、自分の内側のパートナーシップがうまくいってないことに気づきました。
パートナーシップというと、自分以外の誰かと関係を築いていく、と思われがちですが、それ以外にも、自分の内側にもパートナーシップがあったのです。
自分の内側にある「男性性」と「女性性」のパートナーシップです。
自分の内側のパートナーシップが、現実世界に表現されたものが、自分と誰かとのパートナーシップだったのです。
私の内側のパートナーシップは、「女性性」がとても抑圧されていして、表現すると生きていけないという思い込みが強くあったのです。
自分の「女性性」のひな型
「女性性」を癒して開花していこうとすると、
多くの方が「実母との関係」「過去世からの課題(思考や行動の癖)」に行き当たります。
地球に生まれおち、1番最初に体験する(間近で見て学ぶ)のは、父親と母親のパートナーシップです。
父親から「男性性」を、母親から「女性性」の原型・ひな型のようなものを受け取ります。
同じ親から生まれた兄弟でも、魂の個性や課題、過去世は違うので、父親や母親をモデルとしてどんな「男性性」「女性性」を受け取るかは、違ってきます。
私自身も、その通りで、まず「実母との関係」を癒し気づくことで、少しずつ「女性性」が癒され開花していき、料理や掃除などの感じの中に創造性や喜びを感じるようになったり自分の優しさ柔らかさを社会の中で表現できるようになっていきました。
そうすると、今までのパートナーとは違ったタイプのパートナーが現れました。
自分の弱いところも表現でき頼れる、そして愛し愛される喜びを体験できるパートナーです。
やはり、現実世界の誰かとのパートナーシップは、自分の内側のパートナーシップ「男性性」「女性性」と深く関わりがあるのだなと感じました。
そして、そのパートナーシップもどんどん深めていくと、「女性性」の癒しも過去世まで遡っていきました。
反対に、過去世まで「女性性」を癒していくと、さらにパートナーシップが深まっていきました。
自分の魂が母親を選んだ理由
「実母との関係」の癒しをすすめていくと、その先にあるのは、「仲良し母娘」「なんでも理解しあえる親子」ではないことに気づきました。
もちろん、「実母との関係」の癒しが進むと、自然とそうなっていく母娘の関係の方もいらっしゃいます。
でも、全員がそうではない。
そして、そうでないことを悲観することも、悩むこともないんだと、今は確信をもって感じています。
大切なのは、魂で決めてきた「実母との関係性」を築くこと。
つまり、それは、自分の魂が母親を選んだこと(母親として母親の魂を選んだこと)に、自分が心底納得いくことです。
それは、人によっては、距離を置く必要があるのかもしれないし、人によっては仲良し母娘なのかもしれないし、本当に千差万別です。
私の魂が選んだ母との関係性は、仲良し母娘の関係性を私の魂が選んできたのではなく、
母の生きるその姿(動物的な本能の部分)の智慧を、レムリアの愛と調和で叡智まで昇華し、いくつもの過去世で癒しきれなかった分離した自分を癒し統合すること、そのために母の生きる姿を、時には怒りと共に、時には悲しみと共に、時には温かさと共に、見つめることでした。
それが、私の魂が母を選んだ理由だと、今はとてもしっくりきていますし、
産み育ててくれた以外の母への感謝が、溢れてきます。
そうして、私の中の「女性性」は、ますます花開いていきました。
Artemisでご提供している「女性性」の癒し
そんな私自身の体験から、スピリチュアルに特化するだけでなく、現実世界だけを見るわけでもなく、
その両方を兼ね備えたアプローチで「女性性」を解放して開花していくお手伝いをさせて頂いています。
スピリチュアルと現実世界も、「男性性」と「女性性」のように対になっているので、双方向からのアプローチが、より深く癒され、この現実世界を心地よく、より自然体の女性として生きていけるように感じています。
女性性を解放・開花していきたい方へ
自分の中の女性性を解放して癒すワークです。
がんばり屋さんや、負けず嫌いだけれど、女性らしくなりたい方へ。
過去世から続く根深い女性性の抑圧(封印)も解放していきます。
自分の女性性は母親との関係に(母親をモデルに)幼少期から形成されてきた部分もあります。
母親との確執を癒し、魂で決めてきた関係になりたい方、母親が嫌いな自分を卒業したい方へ。
自分の中の女性性を、実母との関係から癒し気づいていくカウンセリングセッションです。
恋人が欲しいけれど母親との関係が邪魔していると感じている方、より幸せなパートナーシップを築きたいけれど母親が重たい方へ。
愛し愛されることパートナーシップを祝福するワークです。
女性らしい幸せを感じるパートナーシップを引き寄せたい方へ。